審美歯科・ホワイトニング
AESTHETIC
白い詰め物・被せ物について
セラミック製の詰め物や被せ物は、美しい見た目に加えて、耐久性が高く汚れにくいというメリットも兼ね備えています。これらの特性は、長期間にわたる虫歯や歯周病の予防、健康な口内環境の維持も期待できます。当院のセラミック治療は、見た目と機能性の両立を追求し、患者様のニーズに応じた治療を大切にしております。
銀歯を入れ続けるリスク
-
審美性に欠ける
銀歯は銀色目立ってしまい、治療痕がコンプレックスの原因になる可能性があります。特に美しさを重視される患者様にとって、銀歯の見た目は望む治療結果とはいえません。
-
金属アレルギーになる可能性
銀歯に用いられるパラジウム合金は、アレルギー反応を引き起こすリスクがあります。特に金属アレルギーの方は、治療材料を選ぶ際に注意が必要です。
-
虫歯が再発しやすい
銀歯は経年劣化により変形しやすく、銀歯と天然歯との間に隙間が生まれる可能性があります。そこから虫歯菌が侵入し、内部で虫歯が再発するリスクに注意が必要です。
詰め物・被せ物の取り扱い種類
メタルボンド
内側が金属、外から見える部分にセラミックを取り付けています。金属が使われているので耐久性がありつつ、セラミックも使われていることから天然歯に近い見た目を作り出せます。一方で金属アレルギーの患者様には適さない素材です。
治療期間の目安 | 2週間 |
---|---|
通院回数 | 2回 |
Merit メリット
- 見た目の変色に強い。
- 内冠が丈夫なため、前歯・臼歯どちらでも使用できる。
Demerit デメリット
- 装着していると歯ぐきに着色する場合がある。
- 保険適用外のため自費診療になる。
ジルコニア
整形外科などで義肢に使われるほど、体にやさしい素材。それがジルコニアです。歯の本数や噛み合わせなどを問わず、さまざまな箇所に使えるのがメリットと言えます。特に奥歯などの噛む力が強い場所には、ジルコニアがおすすめです。
治療期間の目安 | 2週間 |
---|---|
通院回数 | 2回 |
Merit メリット
- 白く自然な透明感があり、装着している際の違和感がない。
- 金属アレルギーの心配がない。
- 汚れが付きにくく、長期使用した場合でも変色に強い。
- 金属やプラスチックよりも強度があり安心して使用できる。
Demerit デメリット
- 2重構造でクラウンに厚みが出るため、歯を削る量が多くなる場合がある。
- 調整が難しく、割れた場合は再治療が必要。
- 保険適用外のため自費診療になる。
e-max
e-maxは天然歯に近い硬さを持っており、かみ合う歯を傷める心配が少ない素材です。透明感に優れていて、見た目を気にする患者様に好評をいただいています。
治療期間の目安 | 2週間 |
---|---|
通院回数 | 2回 |
Merit メリット
- 天然歯に近い硬さを持つため、かみ合う歯にかかる負担を軽減できる。
- 変色しにくく、天然歯に近い色合いや透明度を持つことから、自然で美しい仕上がりになる。
- 金属を使用していないため、金属アレルギーの心配がない
- プラークが付きにくい素材なので、口腔環境を清潔に保てる。
Demerit デメリット
- 強い力がかかると割れてしまう恐れがあるため、歯ぎしりや食いしばりが癖になっている患者様にはおすすめできない場合がある。
- 保険適用外のため自費診療になる。
オールセラミック
全てセラミックでできている被せ物です。他の歯との色調調整を細かく行え、天然歯の色合いに近づけることが可能です。また汚れが付きにくく、劣化も生じにくいことから、虫歯の再発を防ぐ効果も期待できます。
治療期間の目安 | 2週間 |
---|---|
通院回数 | 2回 |
Merit メリット
- 見た目は天然歯のように透明感があり、自然な色合いを再現できる。
- 金属アレルギーの心配がない。
- 耐久性があり、摩耗しにくい。
- 汚れに強く、長期間の使用でも着色や変色が少ない。
- 加工しやすい素材のため、精密さにこだわった治療ができる。
Demerit デメリット
- 強い衝撃で破折・破損してしまうことがある。
- 奥歯のように噛む力が特に強い歯には使用が難しい。
- 強度を保つために、銀歯に比べると歯を削る量がやや多い。
- 保険適用外のため自費診療になる。
ハイブリッドセラミック
セラミックと歯科用プレスチックであるレジンを混ぜ合わせた素材です。オールセラミックには審美性の面で劣りますが、リーズナブルでありながら、白く美しいお口もとを演出できます。
治療期間の目安 | 約10日 |
---|---|
通院回数 | 2回 |
Merit メリット
- オールセラミッククラウンなどと比べ、比較的コストは抑えられる。
- 金属アレルギーの心配がない。
- 二次的な虫歯のリスクが減少する。
- 汚れが付きにくい。
Demerit デメリット
- 装着しているうちに、表面のツヤがなくなり変色しやすい。
- 装着していると歯ぐきに着色する場合がある。
- 長期的な使用で、歯がすり減る恐れがある。
- 保険適用外のため自費診療になる。
詰め物・被せ物の費用
※表記の料金は税込です。
詰め物(インレー)
ジルコニア | 66,000円 |
---|---|
e-max | 66,000円 |
オールセラミック | 66,000円 |
ハイブリッドセラミック | 33,000円 |
被せ物(クラウン)
メタルボンド | 88,000円 |
---|---|
ジルコニア | 132,000円 |
e-max | 132,000円 |
オールセラミック | 132,000円 |
ハイブリッドセラミック | 66,000円 |
ホワイトニングについて
当院では歯を一切削らずに白くできるホワイトニングをご用意しています。歯に沈着した着色成分を専用の薬剤で分解し、本来の歯の白さを取り戻す治療法です。営業や接客業に携わる方から、ご好評の声をいただいています。
どうして歯が黄ばむの?
-
飲食物や喫煙習慣
カレーやコーヒーなどの飲食物に含まれるポリフェノールは、歯の着色を引き起こす主な原因です。また、タバコのヤニは粘性が高く、歯の黄ばみを引き起こします。これらの着色汚れを改善するには、生活習慣の見直しや歯のクリーニングなどが必要です。
-
元々の歯質
歯は本来、黄色味がかっているものです。なぜなら、エナメル質の下にある象牙質は黄色く、その色が透けて見えているからです。特にエナメル質が薄い方は、象牙質の色が目立ちやすく、歯が黄色く見えるように感じる原因になります。
-
加齢
年齢を重ねるにつれて、歯のエナメル質は自然と薄くなり、下の象牙質が黄褐色へと変化していきます。高齢になるほど歯が黄色く見える理由は、加齢による影響があるためです。
オフィスホワイトニング
高濃度の薬剤を利用し、歯科医院で行うホワイトニングです。歯に薬剤を塗布し、光を当てることで成分を活性化。スピーディーに歯を白くしていきます。1回の治療時間は1時間程度。患者様のご希望に応じて複数回繰り返すこともあります。1回の施術で効果を実感しやすいのがメリットです。
治療期間の目安 | 1日 |
---|---|
通院回数 | 1回 60分~90分 |
Merit メリット
- 資格を持つ歯科医師・歯科衛生士が施術を担当するので、ムラが少ない仕上がりになる。
- 1回の施術でも、ホワイトニング効果を得やすい。
- 必要に応じて歯のクリーニングと同時に対応できる。
- 処置時に何か異常を覚えた時も適切な処置ができる。
Demerit デメリット
- 歯の白さを保つには、繰り返しの来院が必要になる。
- 薬剤を使用する際、痛みを感じたり、沁みたりする場合がある。
- 保険適用外のため自費診療になる。
ホームホワイトニング
歯科医院で患者様の歯型に合わせたマウスピースを作製し、ご自宅で患者様ご自身がホワイトニングを行っていく治療法です。マウスピースに薬剤を注入し、一定時間装着することで、ゆっくりと歯を白くしていきます。オフィスホワイトニングに比べると薬剤の濃度が低いので、目的の白さを目指すには数週間から2か月程度かかります。ただ、その分自然な白さを得られるのがメリットです。
治療期間の目安 | 約2週間 ※1回あたり30分~2時間 |
---|---|
通院回数 | 2回~3回 |
Merit メリット
- ご自宅でできるのでライフスタイルに合わせやすい。
- ホワイトニングの効果が持続しやすい。
- オフィスホワイトニングに比べ治療費が安い。
- 色戻りがしにくい。
Demerit デメリット
- 薬剤の濃度を抑えているため、効果が見られるまで時間がかかる。
- オフィスホワイトニングに比べ、一回の使用時間が長くなる。
- ホワイトニング期間中、歯に色移りしやすい飲食物に気を付ける必要がある。
- 保険適用外のため自費診療になる。
ホワイトニングの費用
※表記の料金は税込です。
オフィス+ホーム(併用) | 55,000円 |
---|---|
オフィスホワイトニング | 33,000円 |
ホームホワイトニング | 33,000円 |
追加薬剤(ホーム) | 2,750円 ※ホームホワイトニング後に続けたい方 |